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アルフレッサ ホールディングス/医薬品等製造事業が好調、営業利益6倍

2008年11月06日 / 決算

アルフレッサ ホールディングスが11月5日に発表した2009年3月期中間期決算によると、売上高は9472億3900万円(前期比16.8%増)、営業利益73億9200万円(31.6%減)、経常利益107億8600万円(21.5%減)、当期利益48億4000万円(30.9%減)と増収減益となった。

中間期は、医薬品等卸売事業で新規取引、新製品の販売強化などに努め、「経済合理性のある価格交渉の実施」「総価取引の改善」を重要課題に掲げ改善に取り組んだ。しかし、利益面で仕入価格体系が変更され、販売価格水準の充分な改善が図れず売上総利益率が低下。

医薬品等卸売事業の売上高は9388億6300万円(17.0%増)、営業利益68億7400万円(33.7%減)とやはり増収減益。医薬品等製造事業は、診断薬商製品群の伸長で売上高が堅調に推移。中間期売上高は119億4100万円(0.2%増)と横ばいだが、営業利益は3億3700万円(494.7%増)とジャンプアップした。

通期は10月10日付で合併したメディセオ・パルタックホールディングスとの合併効果が期待できるものの、厳しい事業環境を見通し通期業績予測を修正した。修正後の予測売上高は1兆9340億円(当初予測より0.5%増)、営業利益190億円(34.9%増)、経常利益261億円(26.7%減)、当期利益118億円(34.8%減)と減益を予測している。

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