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イズミヤ/PB商品など好調ながら売上高横ばい、0.5%増

2008年12月25日 / 決算

イズミヤが12月25日に発表した2009年2月期第3四半期決算によると、売上高は2839億6900万円(前期比0.5%増)、営業利益28億1600万円(5.3%減)、経常利益19億2000万円(5.1%減)、当期利益3億7900万円(87.9%増)となった。

4月にスーパーセンター業態の紀伊川辺店(和歌山県)を、11月にゼネラル・マーチャンダイズ・ストア業態の西宮ガーデンズ店(兵庫県)を大型商業施設、阪急西宮ガーデンズの核テナントとしてそれぞれ開店した。既存店では、「エブリデイ・ロープライス」を追求するスーパーセンターとまるとく市場(ディスカウント型スーパーマーケット)が好調に推移。

商品別動向では、食料品と日用品などの高頻度品で、プライベート・ブランドの販売拡充や価格据え置きキャンペーンが堅調に推移したが下期以降、衣料品や家電、寝具の買い控え影響が強まった。

グループ会社の動向では、イズミヤカードやテンファッションズが苦戦した一方、食品スーパー展開のカナートや、グループ外からの受託を拡大した総合ビルメンテナンス等事業のカンソーが好調に推移した。

通期業績は売上高3860億円(1.3%増)、営業利益72億円(6.0%増)、経常利益60億円(8.1%増)、当期利益22億円(9.4%増)をそれぞれ見込んでいる。

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