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エコス/競合との競争激化などで売上高9.1%減、当期利益57%増

2009年07月09日 / 決算

エコスが7月9日に発表した2010年2月期第1四半期決算によると、売上高は282億8800万円(前年同期比9.1%減)、営業利益2億6900万円(13.9%増)、経常利益2億3200万円(6.9%増)、当期利益6300万円(57.5%増)となった。

出店は、子会社のマスダが新取手駅前店を新設する一方、収益力改善のため3店舗の改装と1店舗の閉鎖を実施。

販売戦略面では、景気の低迷と生活防衛意識による個人消費の冷え込みに対し、10周年記念お客様感謝セールとして「厳選100選」と銘打った割安感のある商品を投入し、加盟しているニチリウグループ(日本流通産業)のプライベートブランド商品「くらしモア」の拡販など積極的な販売活動を推進した。

しかし、チラシ攻勢による競合との顧客争奪戦や、消費者の節約志向による客単価下落の影響を受け、前期シーズンセレクトの全株式を売却したことも影響し、売上高は前年を下回り、経費率はやや高い水準となった

通期は売上高1121億2000万円(5.0%減)、営業利益10億円(61.1%増)、経常利益9億3000万円(69.0%増)、当期利益3億5000万円(3.3%増)を見込んでいる。

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