サンドラッグ/通期売上高6.6%増、店舗開発やFC契約が実る
2009年05月26日 / 決算
サンドラッグが5月15日発表した2009年3月期業績によると、売上高2325億3200万円(前年同期比6.6%増)、営業利益148億4100万円(6.1%増)、経常利益151億2700万円(6.3%増)、当期利益89億1800万円(15.7%増)となった。
販売価格や販促の見直しによる粗利益の確保に取り組みながら、経費削減に努めた。物流拠点の効率化を目的として、2009年3月に神奈川・横浜市に横浜物流センターを開設した。出店については、東北地区3店舗、関東地区18店舗、東海地区7店舗、近畿地区4店舗、九州地区9店舗の合計41店舗を開設。フランチャイズでは、18店舗の契約を締結し、4店舗の解約をした。既存店については、6店舗の閉店と3店舗のスクラップアンドビルドを実施し、17店舗の改装を行った。
天候不順などの影響で既存店売上高は微減となったが、直営店41店舗の開発やフランチャイズ18店舗の契約などにより、売上高は6.6%増となった。販売費・一般管理費は、将来の出店に備えた有資格者の採用やポイント販促費の増加に加え、原材料や原油価格上昇にともなう光熱費と物流関連費用の増加などで、9.9%増の399億4300万円となった。
次期の業績見通しは、売上高2519億円、営業利益157億7000万円、経常利益161億円、当期利益93億円。
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