流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





丸久/温度帯別の物流効率化など奏功し売上高9.9%増

2008年10月10日 / 決算

丸久が10月9日に発表した2009年2月期中間期決算によると、売上高は373億2200万円(9.9%増)、営業利益17億6600万円(1.4%減)、経常利益17億1000万円(1.7%増)、当期利益8億4200万円(12.9%増)となった。

事業セグメント別の概況では、小売業で同社とサンマートで加工食品ではディスカウント店対策を個店別に強化したほか、温度帯別の物流の効率化、販促費の効率運用、重点経費の節減、などの業務効率化施策を推進。出退店状況では、アルクを2店舗開設、丸久厚狭店を改装。サンマートも開設と閉鎖をそれぞれ1店舗ずつ実施した。

このため累計店舗数は5月から加わったピクロス8店舗を含め77店舗体制となった。営業利益の減益理由は、開店によるコスト増によるもの。

惣菜加工などその他の事業は、惣菜加工などの関連会社、四季彩が売上高20億4000万円(6.6%増)、営業利益6200万円(5.0%減)の増収減益。急激な原材料費高騰をカバーできなかったため減益となった。

通期の見通しは、売上高717億円(6.0%増)、営業利益35億8000万円(3.8%増)、経常利益は33億5000万円(3.7%増)、当期利益15億円(3.7%増)と、営業利益の回復などを見込む。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧