花王/売上高9.4%減、営業利益24.4%減
2009年07月25日 / 決算
花王が7月24日発表した2010年3月期第1四半期業績によると、売上高2872億1300万円(前年同期比9.4%減)、営業利益194億3800万円(24.4%減)、経常利益199億3100万円(23.5%減)、当期利益118億円(31.0%減)となった。
売上高は、ヒューマンヘルスケア事業やファブリック&ホームケア事業が伸長したが、プレステージ化粧品やケミカル事業の販売数量が大幅に減少したことなどにより、前年同期に対して9.4%減となった。利益面では、コストダウン活動の推進やマーケティング費用の効率化などに取り組んだほか、天然油脂や石化原料を中心とした市況の軟化に伴い原材料価格が低下したものの、販売数量減少の影響を大きく受けた。
事業別にみると、コンシューマープロダクツ事業の売上高は3.9%減の2468億円。国内では、化粧品市場が縮小したが、トイレタリー(化粧品を除くコンシューマープロダクツ)市場は、主要カテゴリーの消費者購入価格が前年同期並みで推移するなか、金額ベースで2%ほど伸長するなど、堅調に推移。国内の売上高は、0.8%減の2053億円だった。
プレステージ化粧品は市場が縮小した影響を受けたが、トイレタリー製品は、消費者の生活スタイルの変化に対応した新製品の発売などにより、グループのシェアは引き続き前年同期を上回った。アジアでの売上高は為替変動の影響により13.9%減の178億円。現地流通との協働取組や日本を含むアジア一体運営を推進している効果が現れ、為替変動の影響を除いた実質では3.5%増となった。
欧米での売上高は18.7%減の274億円。営業利益は、天然油脂や石化原料を中心とした原材料価格が低下したものの、売り上げが減少したため、前年同期を28億円下回る157億円となった。
ビューティケア事業の売上高は、8.1%減の1342億円。プレステージ化粧品の売り上げは、12.7%減の643億円。市場の低価格化傾向のなかで、中価格帯(2000円から5000円まで)と高価格帯の市場が冷え込んだうえ、店頭在庫の圧縮による影響を受けた。
プレミアムスキンケア製品では、国内で「キュレル」や「ビオレ」ブランドが好調に推移したことにより、売り上げは伸長。プレミアムヘアケア製品は、国内でのヘアカラー「ブローネ 泡カラー」の好調により大幅に伸長したが、アジアでは「アジエンス」が汎アジアブランドとして順調に伸長したものの為替変動の影響を受けた。
欧米では景気悪化と為替変動の影響を受けて減少した。営業利益は、プレステージ化粧品の売り上げが減少したことにより、前年同期を57億円下回る3億円となった。
ヒューマンヘルスケア事業の売上高は、1.6%増の475億円。フード&ビバレッジ製品では、初の特定保健用食品の炭酸飲料「ヘルシア スパークリング」を発売して売り上げを伸ばした。サニタリー製品では、売り上げはほぼ横ばい。国内で、ベビー用紙おむつ「メリーズ」が順調に推移。
アジアでは、「ロリエ」が為替変動の影響を除いた実質の売り上げを拡大した。パーソナルヘルス製品では、入浴剤や歯みがき・歯ブラシが伸び悩んだものの、メンズプロダクツ「サクセス」が貢献し、売り上げは横ばいに推移した。営業利益は、売り上げ増加に伴う利益増と原材料価格の低下により、前年同期を7億円上回る28億円。
ファブリック&ホームケア事業の売上高は、1.7%増の650億円。ファブリックケア製品では、国内で衣料用洗剤「アタック」を改良発売し、洗濯仕上げ剤でも柔軟仕上げ剤「ハミングフレア」や漂白剤「ワイドハイター」で新製品を発売したことなどにより好調に推移した。
ホームケア製品では、食器用洗剤「キュキュット」が順調に推移したことに加え、住居用洗剤「パイプハイター」や「洗たく槽ハイター」など新製品を発売してブランドの強化を図り、売り上げを伸ばした。営業利益は、積極的な新製品・改良品の発売により売り上げが伸びたことや、原材料価格が低下したため、前年同期を22億円上回る125億円。
ケミカル事業の売上高は、30.9%減の478億円。営業利益は、大幅な販売数量の減少により前年同期に比べ35億円下回る37億円だった。
通期の業績予想は、売上高1兆2100億円、営業利益970億円、経常利益950億円、当期利益560億円を見込んでいる。
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