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薬王堂/ヘルスケア部門の伸長で営業利益46.4%増

2010年01月13日 / 決算

薬王堂が1月12日に発表した2010年2月期第3四半期決算によると、売上高は298億6600万円(前年同期比6.4%増)、営業利益6億2400万円(46.4%増)、経常利益6億7800万円(28.8%増)、当期利益3億9200万円(29.3%増)となった。

第3四半期は30店舗の既存店の改装を行い、岩手県にドラッグストア5店舗を出店。これで期末店舗数はドラッグストア120店舗(うち調剤併設型5店舗)、バラエティストア1店舗の計121店舗となった。

部門別の状況は、ヘルスケア部門が新型インフルエンザの流行により衛生関連商品や予防薬関連の売上が伸び、調剤部門も好調に推移した。介護関連商品も好調で、売上高は93億4500万円となった。

ビューティケア部門は、化粧品の基礎化粧品、一般メイク類が好調に推移し、トイレタリー関連ではスキンケア、オーラルケア、石鹸類が好調だった。売上高は61億3200万円となった。

ホームケア部門は、長梅雨や暖冬の影響がシーゾナル商品類に見られたが、清掃用品、洗剤、台所用品などの核となる商品は好調に推移したため、売上高は34億100万円だった。

コンビニエンスケア部門の食品では、加工食品、日配類が好調だった。酒類は、焼酎、発泡酒、清酒が好調で、バラエティ部門はペット関連、文房具、電池類が好調。売上高は109億8700万円となった。

通期は売上高399億3300万円(6.4%増)、営業利益6億3400万円(13.3%増)、経常利益6億8800万円(2.2%増)、当期利益3億9700万円(2.3%増)を見込んでいる。

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