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H2Oリテイリング/4-9月は経費コントロールで営業利益51.5%増

2010年10月28日 / 決算

エイチ・ツー・オーリテイリングが10月28日に発表した2011年3月期第2四半期決算によると、売上高2215億300万円(前年同期比4.2%減)、営業利益47億5800万円(51.5%増)、経常利益53億500万円(19.7%増)、当期利益25億1700万円(46.6%増)となった。

主力の百貨店事業で、阪神梅田本店や西宮阪急などの店舗で売上が前年を上回ったが、阪急うめだ本店の建て替え工事に伴う営業面積の減少の影響で、減収となった。一方で、経費コントロールの精度が向上したことにより、利益は大幅な増益となった。

セグメント別の業績は、阪急阪神百貨店を含む百貨店事業が1652億5200万円(5.1%減)、営業利益35億5800万円(前年同期比12億7400万円増)。阪食を含むスーパーマーケット事業の売上高は452億9600万円(2.6%増)、営業利益6億5700万円(3億3600万円増)。

阪急阪神百貨店の売上高は1646億8000万円(5.1%減)、営業利益37億6700万円(54.5%増)となった。販売費及び一般管理費は378億8400万円(11.1%減)だった。

商品別売上高は、衣料品558億9400万円(8.6%減)、身の回り品235億9900万円(4.8%減)、家庭用品63億8800万円(8.2%減)、食料品526億7400万円(1.8%減)、食堂・喫茶40億8500万円(5.9%減)、雑貨197億1800万円(1.7%減)となった。上半期の全店売上高は5.1%減となった。

通期は売上高4610億円(2.0%減)、営業利益90億円(12.2%増)、経常利益96億円(0.0%)、当期利益31億円(2.8%増)の見通し。

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