流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





青山商事/3月期は販売単価下落で減収減益

2011年05月17日 / 決算

青山商事が5月13日に発表した2011年3月期決算は、売上高1932億4600万円(前年同期比0.7%減)、営業利益133億5900万円(9.6%減)、経常利益105億1500万円(21.7%減)、当期利益28億500万円(49.9%減)となった。
スーツ事業の既存店の売上高は0.7%減、客数は2.7%増、客単価は3.3%減。スーツの販売着数252万2000着(0.3%増)、平均販売単価は2万3578円(3.8%減)だった。
昨年5月に洋服の青山全店で価格訴求を中心とした総力祭を実施するなど、客数増加を図るための施策を実施した。
2010年10月に都心の旗艦店として銀座本店、11月に渋谷駅前総本店を出店し、同時に開店協賛セールを全店で実施した。
レディスでは、家庭で洗濯ができる「アクアウォッシュスーツ」など機能商品の品揃え強化を図るとともに、2011年2月からレディスのイメージキャラクターとして、女優の「佐々木希」を新たに起用するなど、新たな顧客の取込みを図った結果、好調に推移した。
洋服の青山で17店を出店(内6店は移転)し、1店を閉店した。ザ・スーツカンパニー(TSC)は、1店を出店し、ザ・スーツカンパニーズウィークエンドは1店を閉店し、業態を解消した。
来期は、売上高1949億円(0.9%増)、営業利益145億円(8.5%増)、経常利益156億円(48.4%増)、当期利益71億円(153.1%増)の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧