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アークス/3月~5月は売上総利益改善で営業利益23.9%増

2011年07月06日 / 決算

アークスが7月4日に発表した2012年2月期第1四半期決算によると、売上高764億7400万円(前年同期比2.8%増)、営業利益26億3700万円(23.9%増)、経常利益27億9900万円(22.0%増)、当期利益9億100万円(29.5%減)となった。
原油高により電気料金単価が上昇したが、グループを挙げての節電システムの有効活用により、水道光熱費は前年並みに推移した。
売上総利益率は0.4ポイント増、売上高販管費率は0.2ポイント減となり、営業利益率は0.6ポイント上昇した。
グループシナジーの追求に向けた施策として、本年秋に稼動予定の次世代システムの導入準備や業界標準たり得る人事制度の構築を目指した統一人事制度プロジェクトなどを進めた。
子会社においてはそれぞれに組織改革を行い、生産性の向上を図った。アークスRARAカードは、ポイント連携企業の拡大や顧客サービスの拡充により利便性を高めた結果、会員数が160万人を超えた。
新規出店として4月に「ビッグハウス旭町店」(福原)の1店を開店した。3月に「ベストプライス神居東店」(ふじ)、4月に「ラルズマート石山店」(ラルズ)、5月に「ラルズマート真駒内店」(ラルズ)の3店を改装した。
一方、4月に、ビッグハウス旭町店と商圏を同じくする釧路地区の「フクハラ鳥取店」、「フクハラアベニュー店」、「フクハラ中園店」(福原)の3店、帯広地区の「フクハラ西帯広2丁目店」(福原)の計4店を閉店した。期末のグループの総店舗数は200店となった。
通期は売上高3100億円(2.1%増)、営業利益96億円(3.5%増)、経常利益104億円(3.4%増)、当期利益50億円(8.2%減)の見通し。

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