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アークス/2月期は東光ストア合併効果で増収増益

2011年04月12日 / 決算

アークスが4月12日に発表した2011年2月期決算によると、売上高は3036億800万円(前年同期比12.1%増)、営業利益92億7200万円(4.9%増)、経常利益100億6100万円(5.2%増)、当期利益54億4900万円(7.9%増)となった。
部門別売上高は、食品2400億8600万円(10.4%増)、衣料品36億9100万円(3.8%減)、住居関連168億4900万円(10.6%増)、テナント161億7400万円(63.0%増)、酒類等販売事業209億5600万円(11.8%増)、DPE事業4億2500万円(0.1%減)、医薬品小売事業11億6000万円(5.3%減)。
2010年3月にラルズに新設した営業改革プロジェクトを中心に既存店舗の競合対策や売場の活性化を図り、業態変更を含めた店舗改装を積極的に進めた。
利益の安定確保を図るべく、グループの共同仕入れを更に強化し、店舗では生鮮食品の適切な加工・品出しを行うなど、廃棄ロスの対策にも取り組んだ。 グループ全体の企業価値を更に向上させる策として、本年秋に稼働予定の次世代システムの構築を進めるとともに、2009年10月末にグループ入りした東光ストアではアークスグループが持つ商流・物流などの仕組みを共有することで利益率の改善に努めた。
アークスRARAカードは、ポイント連携企業の拡大により利便性を高めた結果、会員数が期末現在で157万人を超えるなど、顧客サービスの拡充にも取り組んだ。
東光ストアの業績が通年で寄与したため、売上高・利益共に大きく伸長した。
店舗展開では、新規出店4店、移転新築2店、業態変更含む改装12店、閉店2店を実施した。
来期は、売上高3100億円(2.1%増)、営業利益96億円(3.5%増)、経常利益104億円(3.4%増)、当期利益50億円(8.2%減)の見通し。

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