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スギHD/3~11月は売上高7.5%増、営業利益45.1%増

2012年01月06日 / 決算

スギホールディングスが1月6日に発表した2012年2月期第3四半期決算によると、売上高2445億5000万円(前年同期比7.5%増)、営業利益135億6800万円(45.1%増)、経常利益144億1800万円(36.5%増)、当期利益94億1400万円(52.4%増)となった。
営業面では2011年5月に治験事業を売却して、ファーマシー事業とドラッグ事業に注力する体制を整備し、また、管理部門においては子会社に分散していたシステム部門や人事部門の一元化を行うなどにより、営業の強化、経営効率の改善を図った。
店舗網の再編として積極的にスクラップ&ビルドを進め、関東・中部・関西にグループとして56店を新規出店し、19店の閉店を行なった。
既存店の活性化を目的とした店舗の大型化や、処方箋調剤の増加に対応する改装も積極的に進めた結果、期末のグループ店舗数は、811店(37店増)となった。
ファーマシー事業は、在宅医療をはじめとした地域医療への取り組みを強化した結果、処方箋調剤の売上が好調に推移した。
カウンセリング販売と季節プロモーション展開を強化した結果、春先の花粉関連商品の販売増につながった。東日本大震災以後の生活必需品・防災関連商品の販売増もあり、売上は好調に推移した。
通期は、売上高3210億円(5.3%増)、営業利益155億円(21.3%増)、経常利益170億円(13.2%増)、当期利益107億円(18.9%増)の見通し。

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