流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





H2O/4~6月は売上高0.6%減、営業利益9.0%増

2012年07月26日 / 決算

エイチ・ツー・オーリテイリングが7月26日に発表した2013年3月期第1四半期決算は、売上高1155億2400万円(前年同期比0.6%減)、営業利益17億100万円(9.0%増)、経常利益23億9600万円(10.5%増)、当期利益6億4500万円(前期は19億3000万円の当期損失)となった。

百貨店事業の売上高は810億3800万円(6.1%減)、営業利益9億8900万円(2.6%増)だった。

阪急うめだ本店は、11月下旬のグランドオープンに向け開業準備を進めたため、工事の進捗に伴う既存売場の改装・移設により、一期棟の売場面積は前年同時期に比べ、約7割に減少した。

顧客の支持が高い特選品などが引き続き堅調に推移するとともに、婦人衣料や雑貨なども想定以上で推移した結果、阪急百貨店メンズ館を加えた阪急本店の売上高は11.4%減となった。

一方で、阪神梅田本店では、衣料品や身の回り品などが好調に推移するとともに、催事などの集客施策が奏功し、売上高は2.0%増となった。支店では、昨年10月に全面改装した阪急MEN’STOKYOや西宮阪急などが前年実績を上回り推移した。

通期は、主力の百貨店事業の売上が期初予想を上回ったことから、連結業績が期初予想を上回るとして、売上高5330億円(前回予想比0.6%増)、営業利益110億円(10.0%増)、経常利益115億円(10.6%増)、当期利益62億円(14.8%増)を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧