流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





大都魚類/3月期は売上高8.8%減、営業損失16億円

2013年05月07日 / 決算

大都魚類が5月7日に発表した2013年3月期決算は、売上高1257億5300万円(前年同期比8.8%減)、営業損失16億200万円(前期は9300万円の営業利益)、経常損失15億3700万円(8600万円)、当期損失48億5300万円(9100万円の当期損失)となった。

主力事業とする水産物卸売業では、冷凍鮭の大幅な相場下落により多額の販売損失を計上した。取扱数量はほぼ横ばいとなったものの、取扱品目の単価下落により、非常に厳しい経営成績となった。

売上高は前年度末に連結子会社である船橋水産を解散した影響で約77億円減少したことと単価下落等により、減収となった。

利益は、冷凍鮭による多額の損失等により売上総利益は23.5%減益の56億円400万円となり、営業損失となった。

長期貸付金に対する貸倒引当金23億30百万円を特別損失に計上し、繰延税金資産を取り崩し、法人税等調整額が増加した結果、当期損失が拡大した。

来期は、売上高1300億円、営業利益3億2000万円、経常利益3億円、当期利益2億円の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧