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ミニストップ/2月期は売上高15.4%増、営業利益8.5%減

2014年04月08日 / 決算

ミニストップが4月8日に発表した2014年2月期決算は、売上高1460億7500万円(前年同期比15.4%増)、営業利益46億3900万円(8.5%減)、経常利益58億2900万円(4.3%増)、当期利益8億7000万円(54.2%減)となった。

加盟店を含むチェーン売上高は3499億1400万円(0.8%減)、1店1日当たりの売上高は3.5%減となった。

弁当・惣菜類は競争環境の激化などで上期は売上を落としたものの、下期はトップバリュの弁当の導入やおにぎりの強化などで回復の兆しが見えた。

売上総利益率は、店内加工ファストフードの好調、各カテゴリーでの利益率改善、たばこの売上構成比の減少傾向により30.4%(0.2ポイント増)と改善が進んだ。各種サービスは、POSAカードの品そろえを拡大することで販売数を伸ばした。

イオン銀行ATMの導入を推進して全国1645店舗に設置台数を拡大。マルチメディア端末「MINISTOP Loppi」は取扱いサービスの充実や店内加工ファストフードのクーポンの発行で取扱い件数を増やした。

販売費・一般管理費は、445億9300万円(0.7%増)で、「MINISTOP Loppi」の導入や直営店の増加などの経費増加を、後方部門の経費削減・効率化によりほぼ吸収した。

来期は、売上高1613億円、営業利益52億円、経常利益60億円、当期利益17億円の見通し。

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