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松屋/2月期は売上高8.1%増、営業利益43.1%増

2015年04月13日 / 決算

松屋が4月13日に発表した2015年2月期決算は、売上高816億3000万円(前年同期比8.1%増)、営業利益21億7900万円(43.1%増)、経常利益22億7400万円(44.8%増)、当期利益13億400万円(2.3%減)となった。

主力となる百貨店業の銀座店では、中期経営計画の基本方針である「百貨店事業の収益力強化」の下、個性的な百貨店「GINZAスペシャリティストア」のさらなる進化を推進すべく、2014年4月には24年ぶりに食品ゾーンを大規模に改装した。

この改装は、2013年9月のグランドリニューアルで品そろえを再編・強化した上層階とのグレードとテイストの統一と、買廻り性の向上を目指したもの。ファッション性の高い銀座に相応しい、話題性のある新規スイーツブランドの導入や、銀座地区最大級となる和洋酒売場など、食品ゾーンは大きく生まれ変わった。

松屋創業145周年を記念した各種イベントやプロモーションを開催し、10月の「GINZA大創業祭」においては、流行に左右されない選りすぐりの高品質な商品を展開する等、他店との差別化を図り、売上の向上と収益力の強化に努めた。

一方、円安や東南アジア諸国へのビザ発給要件の緩和により増加する訪日外国人の需要を取り込むため、9月には地下1階に免税カウンターを移設・拡大した。訪日外国人のお客からも、ファッション感度の高いラグジュアリー商品のご支持をいただく中、不便なく買物を楽しめる環境を整備することで、さらなる売上の向上を目指した。

次期は、売上高850億円(4.1%増)、営業利益23億円(5.5%増)、経常利益24億円(5.5%増)、当期利益14億円(7.3%増)を見込んでいる。

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