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H2O/3月期は売上高46.5%増、営業利益23.4%増

2015年05月14日 / 決算

エイチ・ツー・オーリテイリングが5月14日に発表した2015年3月期決算は、売上高8448億1900万円(前年同期比46.5%増)、営業利益213億5800万円(23.4%増)、経常利益212億1900万円(16.8%増)、当期利益115億8600万円となった。

百貨店事業やスーパーマーケット事業を中心に好調に推移したことに加えて、昨年6月のイズミヤとの経営統合に伴い、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益ともに過去最高となった。

昨年4月の消費税率の引き上げにより、第1四半期(4~6月)は影響を受けたが、第2四半期以降は百貨店事業を中心に都市部の店舗において回復基調が鮮明となり、昨年10月からの免税対象品目の拡大もあり外国人観光客による売上が増加したことも大きく寄与し、グループの売上高は増収となった。

消費増税の影響を見据え、グループ全体のコスト構造の見直しを進めたことで、営業利益、経常利益とも増収となった。

当期利益では、イズミヤとの経営統合により100億3000万円の「負ののれん」が発生するなど108億4600万円を特別利益に計上したが、店舗等閉鎖損失など144億8300万円を特別損失に計上した。

来期は、売上高9000億円、営業利益230億円、経常利益226億円、当期利益130億円の見通し。

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