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グリコ/売上高10%増、利益約2.6倍=4~12月期

2014年01月30日 / 決算

江崎グリコは1月30日、2014年3月期第3四半期(2013年4~12月)の連結決算を発表した。

売上高は前年同期比9.6%増の2462億円、営業利益は約2.2倍の122億円、経常利益は約2倍の138億円、純利益は約2.6倍の96億円だった。

セグメント別の売上高は、食品が8.4%減、畜産加工品が3.6%減と圧迫された。一方、菓子は24.2%増、冷菓は9.3%増、牛乳・乳製品は5.6%増と伸長した。

利益面では、原材料価格が上昇したものの、タイの子会社が洪水被害から復旧したことなどにより、売上原価率が低減。販管費の削減に努めたことも奏功し、営業利益などを押し上げた。有価証券譲渡益・売却益の計上もあり、純利益も大きく増加した。

通期予想は据え置いた。売上高を前期比7.5%増の3150億円、営業利益を約2.3倍の105億円、経常利益を81.3%増の117億円、純利益を約2.5倍の82億円と見込んでいる。

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