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ヱスビー/通期利益予想を引き上げ、原価率上昇などを抑制

2013年02月01日 / 決算

ヱスビー食品は2月1日、2013年3月期通期業績の利益予想を上方修正した。営業利益を従来予想の25億円から31億円(前期比25.8%減)に、経常利益を24億円から30億円(27.3%減)に、純利益を10億円から12億5000万円(3.6%減)に引き上げた。売上高は従来予想の1250億円(1.9%減)で据え置いた。

当初の予想より原価の上昇を抑えることができたほか、経費削減の効果などを勘案した。

同日発表した第3四半期(4~12月)決算で、売上高は973億500万円(前年同期比1.4%減)、営業利益は38億2300万円(18.9%減)、経常利益は36億1900万円(16.8%減)、純利益は21億6200万円(25.6%増)だった。

売上高の減少に加え、原材料価格の上昇などにより売上原価率が増加した。競争激化により販売促進費の割合が増加したことも利益を圧迫。一方、前連結会計年度において発生した法人税率の引下げに伴う繰延税金資産の取崩しがなくなったことにより、純利益は増加した。

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