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イオンリテール/9月は業績足踏み、全店売上高3.0%減

2008年10月19日 / 月次

イオンリテールが10月17日に発表した9月の売上状況によると、前年同月対比(21日から20日までの期間の単純比較)全店売上高は前年比3.0%減、同曜対比(当期と前期を同じ曜日回りで比較)の売上高も3.2%増と振るわなかった。

来客数は前年同月同日対比で0.1%増、同曜対比で0.2%増と横ばい。客単価は同日対比で3.1%減、同曜対比で3.4%減とどちらも落ち込んだ。2-9月の累計実績では、全店売上高が同日対比1.6%減、同曜対比2.1%減で推移。来客数は同日対比0.1%増、同曜対比0.4%減。客単価は同日対比2.1%減、同曜対比1.6%減となった。

既存店実績では、売上高が同日対比2.4%減、同曜対比2.6%減。来客数は同日対比0.5%減、同曜対比0.4%減。客単価は同日対比1.9%減、同曜対比2.2%減。累計の既存店実績では同日対比0.3%減、同曜対比0.8%減。来客数は同日対比1.1%増、同曜対比0.6%増。客単価は同日対比1.9%減、同曜対比1.3%減となった。

店舗業態別売上高では、ジャスコの全店伸び率が3.0%減、マックスバリュが12.2%減。既存店伸び率もジャスコが2.8%減、マックスバリュが0.2%減と足踏み状態となった。
出退店状況では、同月の開店・閉店はなかった。

営業概況は、ガソリン価格が値下がりしたものの依然高水準で推移し、天候の影響も重なり売上は低調な推移となった。トップバリュの売上高シェアは、部門計で前年同月度を約2%、衣料では4%超上回るなど好調に推移。荒利益率は、衣食住の各商品部門で昨年より改善し、全体でも昨年を上回った。販売管理費は既存店改装を行ったこともあり、0.8%減少した。

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