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日本フードサービス協会/9月の外食産業売上は前年比2.4%減

2008年10月27日 / 月次

日本フードサービス協会は10月17日、9月の外食産業市場動向調査をまとめた。その概要によると、9月の外食店総売上高は前年比2.4%減と3か月ぶりに減少した。

減少の要因は、前年より休日日数が2日間少ないこと、いわゆる「ゲリラ豪雨」の頻発など天候不順などが要因。客数は3.0%減、客単価は0.6%増となり、同協会はこの状況を「厳しい環境の中でも底堅さを示している」と評価している。

業態別概況では、ファーストフード業態が0.8%減。米飯を扱う持ち帰り米飯/回転寿司などで売上が伸び悩み、事故米問題が影響したことも考えられるという。麺類は好調で、店舗数と客数増加により8.8%増となった。

ファミリーレストラン業態は店舗数と客数の減少で5.4%減と前年実績を下回った。パブ・居酒屋業態は、店舗数、客数は減少したものの、客単価が上昇。売上高1.3%増と前年を上回った。

居酒屋は客数減はあったものの2.3%増となった。ディナーレストラン業態は客数減で7.1%減と最も落ち込みが激しかった。喫茶業態は2.4%増で、特に客単価が5.8%増客数減少分をカバーした。

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