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東京地区百貨店/6月の売上0.4%増の1259億円

2011年07月19日 / 月次

日本百貨店協会が7月19日に発表した6月の東京地区百貨店(13社26店)の売上高概況によると、6月の売上高は約1259億円(前年同期比0.4%増)で、4か月ぶりのプラスとなった。
売上高構成比の89.5%を占める店頭売上高は1.1%増、同10.5%の非店頭は5.9%減となった。
中旬までの低温多雨の天候が影響し、都内の「入店客数」は前年を若干下回ったが、消費意欲の回復によって「買上客数」は増加し、前年実績をクリアする結果となった。
5%増と大きく伸ばしたメンズ部門では、父の日商戦の活況やクールビズへの注目度の高まりを背景として、半袖ワイシャツ、ビズポロ、高機能肌着、ステテコ、扇子などのアイテムが極めて好調に推移し、売上を牽引した。
衣料品・身のまわり品・雑貨・家庭用品・食料品の主要5品目は、衣料品と家庭用品が4か月ぶり、食料品が5か月ぶりのプラス。マイナスは身のまわり品、雑貨だった。
総店舗面積は91万9001㎡(1.6%減)、総従業員数は1万9616人(5.9%減)となった。

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