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東北のスーパー4社/経営統合、売上規模768億円、66店舗

2014年08月04日 / 経営

東北の食品スーパー4社(おーばんHD、キクチ、マイヤ、マエダ)は8月1日、経営統合すると発表した。

7月31日に、共同仕入れ会社マークスを株式交換完全親会社とし、おーばんHD、キクチ、マイヤ、マエダを株式交換完全子会社とする株式交換により経営統合を行う株式交換契約を締結した。

経営統合により、傘下企業の売上高規模は786億円、店舗数は66店舗となる。

地方の食品スーパーマーケットは、少子高齢化等により消費マーケットが縮小していく中、お客の取り込みのための業種、業態を超えた企業間競争が、今後も激化していくものと考えられる。

おーばんHD(傘下におーばん、うめや)、キクチ、マイヤ、マエダの4社は、2010年に共同仕入れ会社マークスを設立し、自助努力と相互扶助の精神に基づく強固なパートナーシップを構築していた。

4社がさらに経営基盤を強化し、企業としての成長を図っていくことが必要であるとの認識で統合に踏み切った。株式交換は10月4日。

各社の強みをお互いに持ち寄り、一方で、お互いに切磋琢磨し、営業面、管理面、人材面それぞれに進化をもたらすことで強固な経営基盤を築くことで「東北ナンバーワンの夢に挑み続けよう」とするもの。

マークスは本経営統合に伴い、引き続きグループの仕入機能を担うが、持株会社として、グループ4社の独自性を尊重しつつグループの一体運営を推進するとともに、マークスは10月4日、マークスホールディングスに会社名を変更する。

なお、4社とその傘下企業は、会社名・店舗名は今まで通り。

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