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伊藤忠商事/仏「CACHAREL」ブランドの独占輸入販売権取得

2014年11月10日 / 商品店舗経営

伊藤忠商事は11月10日、フランスのコンテンポラリーブランド「CACHAREL(キャシャレル)」の日本市場における婦人服と服飾雑貨の独占輸入販売権を取得したと発表した。

<2015年春夏シーズンビジュアル>
2015年春夏シーズンビジュアル

グループ会社のコロネットを通じ、2015年秋冬シーズンから販売を開始する。

日本では、20代~40代の洗練された女性をターゲットに、全国の有力セレクトショップ、専門店での展開に加え、百貨店内にショップ イン ショップの開設も予定する。

今後は、CACHARELブランドの世界観を強く打ち出し、ブランドの認知度を高めることにより、3年後には小売上代ベースで売上12億円を目指す。

主要なアイテムの小売販売価格帯は、コート、ジャケット7万5000円~8万8000円、ワンピース4万3000円~8万8000円、シャツ2万5000円~6万9000円、パンツ、スカート2万4000円~5万3000円、ニット2万8000円~4万9000円とした。

「CACHAREL」ブランドは、フランス・ニーム出身のJean BOUSQUET(ジャン・ブーケ)氏が1958年にニームで創設した。

翌1963年に雑誌「ELLE(エル)」の表紙を飾ったクレープシャツで一躍有名となり、その後、さまざまなデザイナーや写真家との出会いを経て、現在も人々を魅了してやまない“ロマンティックで女性らしい”CACHARELブランドの世界観を作り上げた。

創業当初から「創造的でありながらもお客に手の届く価格で商品をお届けする」ことをモットーに掲げており、その精神は、婦人服・紳士服・子供服などのアパレル製品から、香水・眼鏡などの服飾雑貨へとアイテムを拡大している現在でも引き継がれている。

本年から、パリのプランタン百貨店でのコーナー展開を開始したほか、2015年にはパリに旗艦店のオープンを計画するなど、ブランドとしての発信も強めているという。

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