流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





住宅リフォーム市場/7~9月の第3四半期は23.4%減

2014年11月25日 / 商品経営

矢野経済研究所は11月25日、「住宅リフォームに関する調査結果~2014年第2・3四半期~」を発表した。

調査によると、2014年第3四半期(7~9月)の住宅リフォーム市場規模は1兆3774億円(速報値)、前年同期比で23.4%減と推計した。

2014年第1~第3四半期(1~9月)は4兆8949億円、前年同期比で0.04%増となった。同年第1四半期(1~3月)の消費増税前の駆け込み需要で積みあがった分が、4~9月の半期で反動減となった。

2014年第2四半期(4~6月)の住宅リフォーム市場規模は1兆7331億円(速報値)、5.5%減と推計した。

2014年4月の消費増税による駆け込み需要の反動減の影響が顕著に現れている。第3四半期までの状況から2014年の住宅リフォーム市場規模は、6兆5000億円~6兆8000億円と予測する。

2015年10月の消費税再増税に向けた需要回復が期待されたが、現在、再増税時期の先送りの可能性が出てきている。

消費者にとっては特段リフォームを急ぐ動機付けがなくなることもあり、リフォーム需要はいましばらく鈍い状況が続くという。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧