流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





連合/「労働時間に関する調査」

2012年12月27日 / トピックス

日本労働組合総連合会(連合)は12月27日、「労働時間に関する調査」の結果を公表した。同調査は20~59歳の正社員・正職員を対象に実施、1000名分の有効回答をもとに集計した。

これによると、1日の労働時間の平均は9.2時間となった。1か月の残業時間の平均は25.8時間で、職種別では営業系が37.4時間でトップだった。残業時間は、年収300万円未満の層で約20時間だったのに対し、年収500万~800万円未満の層では約30時間となり、年収が上がるにつれて残業時間が多くなる傾向がみられた。

「労働時間を今より減らしたいと思うか」との質問に対しては、62.4%が「そう思う」と回答。

「もし今より労働時間が毎日1時間減ったら、その時間を何に使いたいか」との質問に対しては、「睡眠」が45.2%と最も多く、「家族と過ごす」が42.6%で続いた。

もっとも、「労働時間は増えるが、収入も上がる」と「労働時間は減るが、収入も下がる」のどちらを選ぶかとの問いには、「労働時間は増えるが、収入も上がる」に気持ちが近いとする回答が59.5%、「労働時間は減るが、収入も下がる」に気持ちが近いとする回答が19.1%となり、労働時間が減ることよりも収入が上がることを望んでいる様子が伺えたという。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧