ブルーボトルコーヒー/日本で開発した「コーヒーカクテル」発売
2018年07月10日 11:00 / 商品
ブルーボトルコーヒージャパンは7月11日、社内で実施した「コールドブリュー・カクテル コンペティション 2018」で選ばれたコーヒーカクテル「ミッドサマー」(税別520円)と「カスカラ パイン」(550円)を国内全9店舗で夏期限定発売する。
日本のブルーボトルコーヒーでコーヒーカクテル(ノンアルコール)を発売するのは今回が初めてとなる。
近年、アイスコーヒーの楽しみ方が多様化している。アメリカでは、アイスコーヒーに炭酸やフルーツなどを加えて、爽やかなカクテルのように飲むスタイル「コーヒーカクテル」が人気を集めている。
アメリカのブルーボトルコーヒーでも、3つの店舗にコーヒーカクテル専用の「コールド・バー」を設けている。
ブルーボトルコーヒージャパンでは今夏、水出しコーヒーの「コールドブリュー」を使ったカクテルコンペティションを開催。28の個性豊かなレシピが寄せられた。
日本での1次審査を通過したレシピは、本社のあるカリフォルニア州オークランドで再現され、公正な評価となるように、作者名を伏せた状態で試飲が行われた。
創業者のジェームス・フリーマンをはじめ、クオリティコントロールやトレーニングの部門から集まった審査員たちが、Delicious(素材の味を生かしているか)、Innovative(新しい価値を生み出しているか)、Refreshing(夏らしい爽快感があるか)の観点から審査を行い、2つの作品を選んだ。
「ミッドサマー」は、中目黒カフェのカフェリーダー(店長)である鈴木理恵さんが開発。
マスカットのような爽やかな甘さが特徴のハーブ「エルダーフラワー」のシロップと、フルーティなシングルオリジンのコールドブリューを合わせ、炭酸水で割った。
仕上げに絞るライムの香りが、真夏の暑さをクールダウンさせる、爽快感溢れるドリンク。
「カスカラ パイン」は、物流と購買を担当する笹山智彦さんが開発した。
カスカラは、スペイン語の「籾(もみ)」を由来とし、コーヒーの果実から種(豆)を取り除いて乾燥させたもの。
ブルーボトルコーヒーの「カスカラフィズ」は、店で抽出したカスカラティーに有機レモンと有機砂糖を加え、天然水から作られた炭酸水で割った低カフェインドリンク。
今回、パイナップルが加わることで、カスカラフィズとはまた違ったテイストを感じる、爽やかな味わいの1杯に仕上げた。
9月2日販売終了予定。
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