ブルーボトルコーヒー/豊洲公園に8/23新店舗オープン、コンセプトはボーダーレス

2024年08月21日 12:38 / 店舗レポート

ブルーボトルコーヒージャパンは8月23日、豊洲ぐるりパーク内豊洲公園(東京都江東区)に「ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ」をオープンする。21日関係者向け内覧会を開催した。

<ブルーボトルコーヒー豊洲パークカフェ>
ブルーボトルコーヒー豊洲パークカフェ

同店は、海に面した開放的な空間が広がる豊洲公園内に位置している。

<店舗の野外席から海が見える>
店舗の野外席から海が見える

周辺はオフィス、商業施設、高層住宅が立ち並び、さまざまな人々が行きかうエリア。同店はコンセプトを「ボーダーレス」としており、オフィスワーカー、ファミリー、旅行客など幅広い層が、オールデーで利用できるカフェとなっている。

<伊藤諒GM>
伊藤諒GM

伊藤諒GMは「当社は単にコーヒーを提供するだけでなく、お客様にコーヒーにまつわる体験全般を提供したいと考えている。豊洲公園周辺のコミュニティーに対し、コーヒーとともに人々が集まれる場所を提供することで、地域に貢献できることから、出店を決めた。公園と一体化し、ボーダーレスにさまざまな人が集える店になっている。カフェがたくさんある中、心に残る瞬間を提供できる店を目指したい」と意気込みを語った。

<四方から入りやすい店舗>
四方から入りやすい店舗

「ボーダーレス」は、店舗デザインにも反映されており、店舗は四方から入りやすい形状となっている。ガラス張りの壁面、公園から連続感を出しているレンガの床を採用。障子のような繊維強化プラスチック(FRP)を壁面上部に使用することで、柔らかな光を取り入れるとともに、内外をシームレスにつないでいる。

<障子のように柔らかな光が楽しめるFRP>
障子のように柔らかな光が楽しめるFRP

公園全体を客席ととらえ、店内24席のほか、カフェ内と野外をグラデーションでつなぐ半野外スペースを設け、ソファ席含む40席を用意している。

<左:店外向け注文口、右:半野外スペース>
左:店外向け受け取り口、右:半野外スペース

デザインは、これまで多くのブルーボトルコーヒー店舗を手掛けてきた長坂常氏が担当した。

ブルーボトルコーヒーとして、建物を含めオリジナルでデザインしたカフェは同店が初めてだという。

<陶器のマグカップで提供>
陶器のマグカップで提供

また、店内ではブランドとして初めて陶器のマグカップで提供する。「使うたびに心潤う、美しい日用品」というコンセプトのもと、都内の工房でひとつひとつ手作業で制作する「narumiyashiro」とともに特別に作ったマグカップ、プレートを使用する。

<右:ノラ シェラケート>
ノラ シェラケート

同店限定ドリンクとして、同社を代表する、チコリ入りブレンドコーヒーにミルクとケーンシュガーを加えた「NOLA(ノラ)」を使った「ノラ シェラケート」(税込み693円)も登場する。販売期間は8月23日~10月2日。

2022年、2023年に同公園にコーヒートラック形式で期間限定出店した際、多くのドッグオーナーが利用したことから、店外向けカウンターを設置した。外からも注文でき、ドリンク・フードを受け取れる。犬用おやつ(1430円)も販売している。また、テラス席には多くのドッグリード用のフックを設けた。

<ドッグリード用のフック>
ドッグリード用のフック

■ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ
所在地:東京都江東区豊洲2-3-6 豊洲公園内
営業時間:8時~19時
店舗面積:294.81m2
席数:店内24席・半野外40席
アクセス:東京メトロ有楽町線「豊洲駅」2b・7番出口から徒歩3分
ゆりかもめ「豊洲駅」1B出口から徒歩2分

取材・執筆 鹿野島智子

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