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アサヒビール/北海道余市町にぶどう畑の農地2ha追加取得

2019年02月19日 15:25 / 商品

アサヒビールは2月19日、農業生産法人「サントネージュ・ニッカ余市ヴィンヤード」を通じて、北海道余市郡余市町梅川町にぶどう用農地を2ha追加取得したと発表した。

<余市町自社畑所在地の航空写真>
余市町自社畑所在地の航空写真

2017年3月に取得した4haの農地の隣に位置する土地で、今後日本ワイン用ぶどうの栽培に活用する。

アサヒビールでは、山梨県にワイン製造子会社「サントネージュワイン」を所有しており、山梨県にある1haとあわせて、自社畑は合計で7haに拡大した。

また、DACホールディングスの傘下で、余市町の隣町である仁木町にワイナリーを所有する一般農業法人「NIKIHillsヴィレッジ」と、2018年8月にワイン製造・ぶどう作りに関する包括業務提携を締結した。

今後、ワイン製造に関して両社で技術交流・協力を行い、世界に誇る高品質な日本ワインづくりを目指す取り組みを開始する。

<余市町自社畑(2018年10月現在)>
余市町自社畑(2018年10月現在)

2017年に取得した余市町の自社畑4haでは、2018年5月より本格的なヨーロッパ品種である「ピノ・ノワール」「ピノ・グリ」「ケルナー」を5600本を植樹した。

2019年5月に追加で5000本を植樹し、2023年にファーストヴィンテージとして約2000箱の発売を予定している。

新たに取得した2haでは2019年3月から整地を始める。

アサヒビールでは、今後も積極的に農地の取得を検討し、合計10ha以上の自社畑を目指す。

2025年には、アサヒビール全体の日本ワイン販売数量を現在の約7000箱から2万箱規模に拡大するという。

日本産ぶどう100%でつくる日本ワインは近年国内外で高く評価されています。「NIKIHillsヴィレッジ」との技術交流などの取り組みを通じて、世界に誇れる高品質な日本ワインづくりを目指す。

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