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カルビー/すべての店頭販促品にカーボン・オフセット導入

2016年03月30日 15:00 / 商品

カルビーのカルネコ(CalNeCo)事業部は4月1日、カーボン・オフセット制度を取り入れた店頭販促(POP)用の陳列用立体什器やポスターの受注・生産を開始する。

<事業イメージ>
事業イメージ

これまで、外装材だけで年間214トンの排出量をオフセットしたが、今後はすべての製品のオフセットを予定している。

年間約1400トンのオフセットできる見込み。

オフセットされたCO2は、販促物を購入した企業に付加される。

カルネコ事業部は、販促物制作と調達を行うカルビーの社内事業部。店頭ツールを実需調達できるシステムを構築することにより、無駄な大量発注による販促費を削減してきた。

カルネコの店頭販促(POP)用の什器やポスターを届ける外装材(ダンボール)を製造する上で排出するCO2を、森林支援を通じて購入したJ-VERクレジットでオフセット(相殺)していた。

4月1日からは販売する全ての店頭販促(POP)用の什器やポスターで、CO2をカーボン・オフセットできるサービスを導入。

カルネコの商品を購入した企業はJ-VER(オフセットクレジット)の付いた商品購入を通じて、森林支援や環境貢献に繋がる取り組みをCSR報告書に記載することが可能。

また、新たに飯能市に施設を設け、これまでコストの関係で不可能と言われていた陳列用立体什器1個からの制作も行う。

自社で制作を行うことで、実現性の高いコストで什器を提供する。

このことにより、店頭ツールの在庫や廃棄の問題を解決すると同時に、少数ロットでの制作で販促費を削減し、企業の環境貢献もサポートする。

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