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アース製薬、大幸薬品/消臭も除菌もできる「クレベリン トイレの消臭除菌剤」

2017年01月12日 11:00 / 商品

アース製薬は3月31日、大幸薬品と共同開発した「クレベリン トイレの消臭除菌剤」を発売する。

<クレベリン トイレの消臭除菌剤>
クレベリン トイレの消臭除菌剤

「クレベリン」は大幸薬品が、2005年4月に販売を開始した衛生管理製品のブランド。大幸薬品の特許技術で、溶液・ゲル中に一定濃度の二酸化塩素を長期保持。二酸化塩素分子の力で、空間と物体の気になるウイルス・菌・匂いを除去する。

新製品は、「クレベリン」の持つ二酸化塩素の力で、不快な匂いの原因菌を除去する効果に加え、揮散する性質もあるため、一般的な消臭剤とは違い空気中での除菌による消臭効果も期待できる。

また、ミントの香りカプセルを配合することで、香りによる消臭機能もあり、トイレの空間を快適にする。

除菌による消臭という切り口で、トイレ用消臭芳香剤市場において、新しく「消臭除菌剤」のジャンルを開拓していく。

内容量は100g、希望小売価格が1000円。使用の目安は約2か月。

昨年7月、アース製薬と大幸薬品は、資本業務提携契約を締結し、両社共同による製品の研究開発や販売促進活動などを通じ、空間除菌、消臭市場の活性化と新市場の創出を行うことで合意をしている。

また大幸薬品と、アース製薬のグループ企業であるジョンソントレーディングとの共同開発製品「JOYPET×クレベリン ペットまわりの除菌・消臭 ゲル・スプレー」も発売する。

<JOYPET×クレベリン ペットまわりの除菌・消臭 ゲル・スプレー>
JOYPET×クレベリン ペットまわりの除菌・消臭 ゲル・スプレー

1月12日、両社は、「二酸化塩素」ビジネスの将来性についての共同事業発表会を開催し、両社の本格的な事業開始、新製品を発表した。

アース製薬の川端克宜社長は、「感染予防できる製品の開発を両社ともに行っていることなど、事業内容に親和性が高いことから、当社のマーケテイング・開発力、大幸薬品の技術を生かし、今回の新製品が開発できた。今後、海外での展開を図り、アース製薬のグループ各社とのコラボによる派生商品の開発も行っていく」と話した。

大幸薬品の柴田高社長は、「クレベリン トイレの消臭除菌剤は、空気を除菌することで匂いを除去する二酸化塩素の力を生かした画期的な製品。これからもアース製薬とともに、人類を感染症から守る製品を開発する」としている。

<アース製薬の川端克宜社長、大幸薬品の柴田高社長>
アース製薬の川端克宜社長、大幸薬品の柴田高社長

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