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ローソン/チルド和洋菓子売上19年比10%増、バタークリームに注目

2023年03月03日 13:00 / 商品

ローソンは、3月13日から「ふんわりバターオムレット」(税込み248円)、3月14日より、「さくさくバターパイサンド」(235円)を発売する。

<ふんわりバターオムレット>
ふんわりバターオムレット

3月3日に行われた春の新作スイーツ説明会で、商品本部ベーカリー・デザート部 吉田祐子シニアマネジャーは「コロナ前の2019年に比べ2022年度はチルド和洋菓子の売り上げが10%増となった。プレミアムロールケーキでは2008年度比で約90%増と好調だ。おいしいとわかっているもの、おいしさが想像できるものに顧客ニーズが強く、商品選びを失敗したくない定番を強化するとともに、ローソンらしいわくわく感のあるスイーツを打ち出したことが好調の要因だと考えている」と話した。

春の新作で、トレンドに注目した商品として「ふんわりバターオムレット」、「さくさくバターパイサンド」を開発。レトロブーム到来でバタークリームの注目度もアップしていることから、口どけが良いバタークリームのおいしさを追求した。

「ふんわりバターオムレット」は、バタークリームをオムレット生地で包んだスイーツ。バター、カスタード、牛乳などを混ぜ合わせたバタークリームは、濃厚でありながら口どけが良く、バターの味わいを引き立てるよう、チェリーの洋酒、焦がしバターを加えた。

オムレット生地は、ブランド小麦粉(宝笠印)などを使用し、ふんわりと口どけが良く、雑味のない味わいに仕立てた。味に深みを出すために、生地にも焦がしバターを使用している。

<さくさくバターパイサンド>
さくさくバターパイサンド

「さくさくバターパイサンド」は、焦がしバターを加えて焼き上げた、サクサク食感で風味豊かなパイ生地で、バタークリームを挟んだスイーツ。バター、カスタードなどを混ぜ合わせたバタークリームに、チェリーの洋酒、焦がしバターを加えた。

<塩豆大福>
塩豆大福

また、定番のおいしさを楽しみたい層、シニアに向け、王道の「塩豆大福 北海道産小豆使用」(157円)を3月7日発売。トレンドのフルーツ大福に着目し、糖度が高くみずみずしい味わいの熊本県産デコポンと白あんを餅で包んだ「デコポン大福」(235円)も登場する。

「塩豆大福」は、新潟県産羽二重粉・新潟県産もち米粉・国産うるち米粉(荒粉)を使用した餅生地に、ふっくらとした食感が特長の北海道産赤えんどう豆を混ぜ合わせ、北海道産小豆を使ったこしあんを包んだ。

餅生地は、あんこの甘みを引きたたせるため、塩角の少ない柔らかい味わいが特長の沖縄県産雪塩を使用し、ほんのりとした塩味を効かせているという。

<デコポン大福>
デコポン大福

「デコポン大福」は、新潟県産羽二重粉を使用した餅生地で、みずみずしい味わいと甘みが特長の熊本県産デコポンと白あんを包んだ。白あんは、原料となる白いんげん豆の渋を深く切ることで、風味を残しながら上品な味わいに仕上げているとしている。

<バクラバ風くるみパイ>
バクラバ風くるみパイ

さらに、トレンドを意識したトルコ菓子をアレンジした「バクラバ風くるみパイ」(235円)を3月28日発売。層を薄く重ねたパイ生地にナッツを挟み、香ばしく焼きあげた、甘いシロップがじゅわっと染み出るスイーツとなっている。

<くるみ餅で巻いたもち食感ロール>
くるみ餅で巻いたもち食感ロール

くるみ餅とみたらしをロールケーキに仕上げた「くるみ餅で巻いたもち食感ロール(みたらし)」(397円)を3月21日販売開始する。求肥(ぎゅうひ)生地ともち⾷感生地でもちもち⾷感が楽しめるロールケーキとして、今後シリーズ化する予定だ。

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