インアゴーラ/中国向け越境ECサイト、23億円を調達しアリババと業務提携
2016年11月29日 22:40 / EC
タオバオグローバルでは、個人ショップが中心のため、ニセモノ品の横行、仕入ルートの確保困難、物流システム構築、コンテンツ制作の難易度の高さといった課題があったが、 タオバオグローバルを活用することで、これらの課題に対処する。
ワンドウプラットフォームはすでに、流通企業、メーカーからの仕入れ、出店、在庫管理、出荷、通関手続きまで商品供給の仕組みを構築している。
この仕組みにアリババの物流システムやショップ管理システムを連動させ、中国のお客までの商品の流れを一括で管理する。
すでに、タオバオグローバルに出店する個人ショップ向けに、初のオンライン商談会を開催。初回参加者は約3万人となった。
翁社長は、「日本に直接旅行にこれなくても中国での生活には余裕がある層は厚い。システム開発やECコンサルタントを育成し、2019年度には現在数億円規模の流通総額を5500億円に拡大したい」と語った。
■ワンドウプラットフォーム
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