ヤマダ電機/「ヤマダウェブコム」注文商品を宅配ロッカーで受け取り
2019年06月19日 13:40 / EC
ヤマダ電機は6月18日、通販サイト「ヤマダウェブコム」で注文した商品を店舗に設置した宅配ロッカーで受け取る実証実験を開始したと発表した。
YAMADAホールセール江東新砂店で、サイブリッジグループ傘下のERY JAPAN LLCと協同でヤマダ電機の通販サイト「ヤマダウェブコム」で注文した商品を宅配ロッカー「ERYBOX(エリーボックス)」で受取ることを可能にするサービスを開始したもの。
実証実験では、ERY JAPANが提供する宅配ロッカー「エリーボックス」を「YAMADAホールセール江東新砂店」の店頭に設置。
お客がヤマダ電機のネット通販サイトであるヤマダウェブコムで家電などの商品注文時に宅配ボックスで受取ることを選択した場合、エリーボックスからいつでも好きな時間に商品を受取ることができる。
佐川急便の再配達の指定を「エリーボックス」にすることにより、お客の商品受取りの利便性が高まるだけでなく、再配達によるCO2(二酸化炭素)の排出発生の削減にもつながる。
ネット通販事業を展開するにあたり、配達拠点からお客様の手元に確実にお届けするまでの「ラストワンマイル問題」が課題のひとつと認識している。
これまで、ヤマダ電機は全国の店舗を配達の拠点にすることにより配達の便宜性を追及してきた。
2016年から、ネットでの注文品をお客が指定した店頭で受け取る「お店de受け取り」のサービスを運用をしている。
しかし、「お店de受け取り」では、お客が商品を受け取れる時間帯は店舗がオープンしている時間帯に限られるという制限があった。
24時間アクセス可能な宅配ボックスでの受け取りが可能になることによりお客にはさらなる便宜性を提供できる。
今後、実証実験に基づき、お客にとって利便性の高い駅前などの店舗に2号機・3号機も設置する予定だ。
■エリーボックス
https://ery.co.jp/
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