ココス/22店で「出前館」活用デリバリー390円の専用メニュー投入
2019年07月18日 15:30 / EC
ココスジャパンは7月18日、首都圏、北海道、愛知、大阪、広島などの22店で、デリバリーサービスを開始した。
夢の街創造委員会が運営する宅配ポータルサイト「出前館」のシェアリングデリバリーによるデリバリーサービスを開始するもの。
6月から、お客の「デリバリーに対応してほしい」という要望に対応するため、「ココス東京イン店」にて「出前館」のシェアリングデリバリーをテスト導入していた。今回、好調な実績が確認できたため、デリバリーサービスを本格的に開始することになった。
また、自宅やオフィスでより気軽に「ココス」の商品を楽しんでもらうため、これまで店内のみでの提供だった「包み焼きハンバーグ」のテイクアウト化や、税別390円のテイクアウト専用メニューも導入した。今後、ジャンバラヤやタコサラダといった「ココス」独自の人気商品のテイクアウト化や、テイクアウト専用メニューの開発・デリバリーへの展開などをする予定だ。
食品宅配市場規模は、現在2兆1413億円と言われており、年々拡大傾向にある。オフライン(電話)注文が主流であった食品宅配市場規模をけん引するのは、オンラインによる注文となっている。実際に「出前館」の年間総オーダー数は2500万件(2018年1月~2018年12月)にのぼり、前年同期に比べて32%増加しているという。
「出前館」はアクティブユーザー数294万人、1万9395店以上(2019年6月末時点)の加盟店を有する、自宅やオフィスで食事をする際に便利な日本最大級の宅配ポータルサイト。
サイトに訪れるユーザーは、ピザ・弁当・中華・寿司・洋食・和食・エスニック・カレー・ハンバーガー・デザート・酒・ネットスーパーなど、多数のジャンルの出前サービス店舗から、メニューや現時点でのお届けまでの待ち時間等の情報を見て、特典付きで注文をすることができ、月間約70億円の出前が「出前館」を通じて行われている。
注文してから最短20分で商品が届くというスピード感のあるインターネットショッピングサイトとなっている。
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