モノタロウ/ヤマト運輸と連携し配送日時指定サービス開始
2024年06月27日 13:25 / EC
ネットストア「モノタロウ」を運営するMonotaRO (モノタロウ) は6月27日、ヤマト運輸と連携し、配送日時指定サービスを開始すると発表した。
ヤマト運輸の個人向け会員サービス「クロネコメンバーズ」に登録しているお客は、注文後に配送日時の指定が可能となる。これまで、より利便性の高いサービスを実現するため、ヤマト運輸との連携を強化し、配送委託物量は6月から大幅に増加していた。
モノタロウは、主に事業者から注文を受けており、オフィスや工場など従業員の誰かが、商品を受け取ることが多く、初回配達率が約95%と高いことが特徴となっている。一方で、初回配達で商品を受け取るお客から、働き方が多様化した中で都合のいいタイミングで確実に受け取るための選択として、時間指定配送への要望があった。
例えば、「現場にいる時間帯に商品を受け取りたい場合」「曜日によってテレワークを推奨しているなど納品先で一時的に不在となる時間帯がある場合」「製造や保全の計画に合わせた確実な受け取りをしたい場合」「大型商品で受け取れる人員が多い時に受け取りたい場合」など、注文商品の「受け取りタイミング」をお客自身が設定したいという声があった。
すでに実施している置き配サービスの対象拡大や、翌日配送エリアの拡大、土日配送の取り組みを今後さらに広域に展開することに加え、新たに、お客自身で配送日時を指定できるサービスを開始することで、再配達を減らし、多くのお客の「仕事がはかどる」体験を通じた、間接資材調達の効率化に貢献する。
2023年11月に開始した置き配サービスは、サービスの再設計を行い、2024年5月には受け取り可能な顧客とエリアを増やした。今後は、これまで難しかった当日出荷の注文締切時間の延長や、翌日に配送できるエリアのさらなる拡大など、ヤマト運輸との連携を強化し、お客の利便性をより高めたサービスの実現に向けて取り組むという。
■モノタロウの関連記事
モノタロウ/2028年5月、水戸市に新物流センターを稼働
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。