奈良県五條市／イオン五條店敷地に（仮称）市民交流施設を整備
2024年11月05日 13:04 ／ 行政
奈良県五條市は2028年度を目途に、「イオン五條店」敷地内に、民間商業施設と合築または併設して、図書館を中心とした（仮称）市民交流施設を整備する。
＜公共機能とイオン五條店の配置＞
奈良県五條市は2023年4月、イオンリテール、奈良交通、南都銀行とともに、イオン五條店周辺まちづくりのコンセプトを発表。市では公共機能をイオン五條店・五條バスセンター敷地内に導入する方針を決定した。
市民交流施設は、中心市街地における市民の交流や広域的な集客を生み、市のにぎわい創出の核となる重要な役割を担う施設として位置付け、イオンリテールと市が共同で効率的かつ効果的に設計・建設等を行う。
市民交流施設の基本計画の策定から基本設計、実施設計までの一連の業務は、イオンリテールが民間商業施設部分の設計関連業務と一括発注を予定している。
同市は、「中心市街地の活性化・にぎわい創出のためのまちづくりプロジェクト」の一環で10月28日、（仮称）五條市市民交流施設整備事業アドバイザリー業務に関するサウンディング型市場調査を実施していた。
サウンディング対象業務は、プロジェクトの理念やワークショップで得られた市民の意見を基礎に、民間の専門性や創意工夫を十分に反映した施設整備を行うため、設計関連業務への提案、助言等の参画から管理運営までの業務を一括で担う事業者を選定し、実施を予定している。
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