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ユニバーサル ミュージック/ECインフラを大幅強化

2016年01月02日 13:58 / IT・システム店舗経営

ユニバーサル ミュージックは、オンラインストア「UNIVERSAL MUSIC STORE」の通販ビジネス拡大に向けてECインフラの強化整備した。

受発注・在庫管理システムなどの業務システム、売上集計・分析機能、システムを運用するクラウド環境などを、持続的な売上増にも充分対応できるECインフラとして、ECサイト構築と通販システム開発会社のエルテックスにより構築した。

同時にスマートフォンを中心としたECフロントのユーザーインターフェイス(UI)設計と新デザインにより、ユーザーエクスペリエンスの更なる向上も図った。

エルテックスは、革新的なワンストップサービスを顧客企業に提供することを標榜しており、UNIVERSAL MUSIC STOREのリニューアルだけではなく、運用フェーズに入っても様々なサービスをエルテックスが全て担い、複数の取引先との調整作業も無くなり運用以降の作業も効率化を図ることが見込まれる。
 
EC/通販統合パッケージ「eltexDC(エルテックス・ディーシー)」の導入により、商品の在庫管理機能を強化し、基幹システムが保有している商品データベースとの連携により、商品登録の手間を軽減し、飛躍的に作業が効率化した。

業界特性として予約商品の販売が多いことから発売日に向けての商品情報の追加・更新・変更が多いことに対しても、商品の一元管理により修正を一か所行えば、関連するページやシステムに全て連動するといったカスタマイズも行える。

公式ファンサイトと連動した限定商品の販売、握手会チケット付商品を商品と同梱配送、レーベル直販サイトとしての優位性と、顧客のロイヤリティを高める施策についてもシステムカスタマイズで対応している。

従来は、複数のデータを集約し集計・分析していた作業を、多機能分析ツール「eltexCX(エルテックス・シーエックス)」の導入により、ECサイト来訪履歴、購買状況、顧客情報、商品情報など全てのデータを一元管理し分析するため、複数システムからデータを個々に収集する必要がなくなり、集計・分析作業スピードが向上した。

発信する頻度が多く、また正確な情報配信が重要なHTMLメールマガジンは作成に作業負荷がかかっていましたが、デザインテンプレートを定型化し、商品データベースを連携して正しい情報を出力することで、作業時間を大幅に軽減した。

デザインテンプレートは、サイトと同様にスマートフォンを中心とした、UIとデザインに刷新した。

eltexCXが集計・分析以外に持つ機能、「サイト内リコメンド」「検索エンジン」でサイト内でのユーザビリティーを向上した。

さらに、多彩なアーティストの世界観をより効果的にユーザーに訴求するために、アーティストごとにページのカラーとフォントを選択できるソリューションを導入し、多種・多様なフォントが使える仕組み)を活用することで、より自由なイメージ形成に寄与した。

■エルテックス
http://www.eltex.co.jp

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