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花王/業務品の卸・小売業界における共通EDI連携の実証検証開始

2017年05月16日 12:00 / IT・システム

日本情報通信(以下:NI+C)とインフォマートは5月16日、花王と共同で業務品の卸・小売業界における共通EDI連携の実証検証を開始すると発表した。

業務品卸・小売(中小企業側)の様々なIT化の進捗(実態)にあわせた効率化の実証と飲食業や花王以外のメーカーともつながる基盤として、業界を挙げたEDI促進のきっかけとなることを目的としている。

<実証検証全体図>

実証プロジェクトの1つとして、花王とその業務品を扱う卸・小売企業の受発注業務を、インフォマートの「BtoBプラットフォーム」とNI+Cの「EDIPACKR」で連携し、出荷/仕入、請求/支払までシームレスな連動による業務効率化の成果を検証する。

成果見込みとして、中小企業側は、仕入れ商品の問い合わせ作業を効率化、メーカー別の発注書への転記作業をゼロに、メーカー別の発注書のFAX送信作業をゼロにできる。

メーカー側は、新商品、商品改廃、価格等の連絡業務を効率化とFAX受注の入力作業をゼロにできる。

EDIPACKRソリューションは、2008年にNI+Cが花王より花王インフォネットワークの発行済全株式を譲り受け、事業を行っている。

EDIPACKソリューションは、花王グループにおけるEDIシステム構築や運営のノウハウをベースに開発され、1996年に市場に投入されたEDI統合ソリューションで、パッケージ販売の他、ASPサービスでの利用が可能。

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