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F・O・インターナショナル/子供服全ブランドに「店舗Linkle」導入

2018年11月06日 12:40 / IT・システム

北都システムはこのほど、F・O・インターナショナルが運営する子供服全ブランドに、多店舗チェーン企業の本部-店舗間コミュニケーションを支援するクラウドサービス「店舗Linkle(テンポリンクル)」を導入したと発表した。

<F・O・インターナショナルは「BREEZE」など展開>
F・O・インターナショナルは「BREEZE」など展開

国内外に約300店舗を展開し、企画・製造・販売まで行うF・O・インターナショナルは、「BREEZE(ブリーズ)」「apres les cours(アプレ レ クール)」「ALGY(アルジー)」など 10以上ものベビー・子供服の自社ブランドを持っている。

同社は、売場改善を効果的に行うことを目的として「店舗Linkle」を導入。VMD強化を繰り返し行う取り組みを開始した。

導入の際、「店舗や本部に負担になることなく、取り組みを浸透させる」点を重視した。今回の導入により、売り場の定点管理・改善・蓄積・分析というVMD活動が実現しているという。

「SVは、タブレットやスマートフォンでタイムリーに売場ディスプレイを画像でチェック、コメントや修正指示を出す」「週の前半にPDCAを終えることで、集客が多い週末にはベストな状態で、顧客を迎え入れる売場が整っている」「各店舗スタッフはタブレットを用い、「店舗Linkle」で撮影・アップロードするだけになっている」といったPDCAサイクルを、一部の業態から少しずつ導入し運用を固め、その後SPA業態全体へ波及させた。

多店舗へ展開することで、「他の店舗スタッフに見られている意識」も高まり、自然と商品を整える習慣づけが高まる効果も得られたという。

F・O・インターナショナル マーケティング課の西村氏は、「少子化など、外部環境の変化により厳しさが増す子供服市場において、当社がお客様にご支持いただける企業であり続けるためには、店舗の運営品質を上げることが欠かせません」。

「今回、『店舗Linkle』を導入したことで、店舗スタッフの作業軽減とともに本部スタッフとのコミュニケーションが大幅に改善できるものと期待しています。『店舗Linkle』を導入した領域に関しては、特に変化への対応が求められるため、導入後も自社の業務環境に合わせて成長を続けるシステムを求めていました」とコメントしている。

<F・O・インターナショナルブランド一覧>
ブランド一覧

■問い合わせ先
北都システム
プロダクト・サービス部
TEL:03-3288-7055
sales@hscnet.co.jp
http://hscproduct.com/tenpo/

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