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コーナン商事/チャージ式電子マネー「コーナンPay」開始

2019年03月27日 13:50 / IT・システム

コーナン商事は3月27日、、チャージ式電子マネー「コーナン Pay」を、4月1日から「ホームセンターコーナン」「ホームストック」「コーナン PRO」の全店(全国346店)に導入すると発表した。

<コーナンPayのホームページ>
コーナンPayのホームページ

キャッシュレス化、レジ精算のスピードアップ、決済方法の選択肢の拡充によりお客の利便性の向上のため、「コーナンPay」を開発。レジ精算時間の短縮により、店舗のオペレーション改善も期待している。

コーナンPayは、1000円チャージごとに1%(10円)の電子マネーが付与される。年会費は無料でチャージ上限は20万円で、プラスチックカード型とモバイルカード型の2種類を用意した。

プラスチックカード型は発行手数料税込100円、一回あたりのチャージ限度額は4万9000円、チャージ方法は店頭レジで現金で行う。

モバイルカード型は発行手数料無料で、一回あたりのチャージ限度額は10万円、チャージ方法はクレジットカードか店頭による現金。現金の場合の限度額は4万9000円となっている。

チャージした金額の有効期限は、最終チャージ、または最終利用から3年。

通常のカードのほか、スマホアプリ版も提供することで、アプリ上でのバーコード決済やチャージによるキャッシュレス決済を実現する。

お客の属性に合わせたクーポン配信などに対応することで、利便性を向上し来店を促すという。

アプリでは、ホームセンターコーナン・ホームストック・コーナンPRO全店で蓄積・利用ができる楽天ポイントの蓄積・利用もできる。

コーナンアプリは、コーナンPayのほか、クーポン、店舗検索、お気に入り(店舗)、楽天ポイントカードの機能を備えている。

今回、バリューデザインとモバイル・インターネットサービスを手掛けるネオスが提供する、クラウド型電子マネー管理システムとスマートフォン決済サービス基盤「ValueWallet」を採用した。

ValueWalletは、従来プラスチックカードだった電子マネーをスマートフォンアプリに格納し、キャッシュレス決済を可能にすることでユーザーの利便性を高めるとともに、店舗側においても顧客単価や利用頻度の向上につなげる。

「バリューカード」と「ValueWallet」を介して取得した顧客データを、属性情報や利用回数等に応じてセグメント化し、各セグメントに適したクーポン配布やPUSH通知を行うといったマーケティングを可能にする仕組みも備えており、一人一人に寄り添ったきめ細やかなサービスを提供するという。

■コーナンPay
https://www.hc-kohnan.com/kohnanpay/

■ValueWallet
https://www.neoscorp.jp/products/valuewallet.html

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