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ニトリ/コンカーの経費精算で年4万6000時間の業務時間を削減へ

2021年11月16日 13:40 / IT・システム

経費精算サービスのコンカー(東京都中央区)は11月15日、ニトリホールディングスが、同社のクラウド型の経費精算・管理ソリューション「Concur Expense(コンカー・エクスペンス)」を採用したと発表した。

<「Concur Expense」の主な導入効果>

「Concur Expense」は、経費管理のグループ内での業務標準化や、法人カードやQRコード決済とのデータ連携の入力負荷軽減、ペーパレス化などの導入効果が特長。

ニトリHDは、事業の急拡大と社員数の増加に伴い、経費管理方法を抜本的に変える必要と、事業を広げるためにグループ拡大の基盤となるDX(デジタルトランスフォーメーション)の実施が急務となっていることから、「Concur Expense」を始めとするSAPコンカーのソリューション導入を決定した。

選定理由として「継続的な機能拡張と外部環境への早期対応力」「世界標準のソリューションで、海外グループ会社への展開も考慮された設計」「法人カードやQRコード決済アプリを始めとする国内有力サービスとの連携」「電子帳簿保存法改正への貢献などの市場けん引力」を挙げている。

ニトリHDでは、11月に店舗勤務の社員を含む約6000名を対象に導入。年間で約4万6000時間の業務時間の削減を見込む。2022年2月にはグループ会社の島忠への展開を予定。中国、台湾、東南アジアに展開するグループ会社への導入も検討する。

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