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三井不動産×ドコモ/リアルとオンラインでスマートトイ体験できる期間限定ストア

2022年03月10日 16:00 / IT・システム

三井不動産は3月10日、NTTドコモと「RaaS(リテール・アズ・ア・サービス、サービスとしての小売り)」で協業し、三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY(千葉県船橋市)で、スマートトイを扱うポップアップストア「NEW POINT×THE-ST」を、3月18日~4月5日の期間限定でオープンすると発表した。

<「NEW POINT×THE-ST」(イメージ)>

2社は、ドコモが開発を進めるRaaSソリューション「THE-ST(ザスト)」と、三井不動産のD2C(ダイレクト・トゥー・コンシューマー)ブランドのデジタルとリアル両面の取り組みをサポートするブランド支援プロジェクト「NEW POINT」を組み合わせることで、ストアを通じて、リアルとオンラインの2つの空間で味わうことができるおもちゃ選びの新体験を提供する。

ストアの利用には、1回30分間の事前予約が必要で、専用のウェブサイトから「スマートトイ」の商品を検索し、店での体験を予約の上、実際に店舗で商品を体験する。利用料は無料。店舗では、7種類のスマートトイを30分間で自由に試すことができる。商品は気に入れば、D2Cのサイトなどで購入が可能。

「スマートトイ」は、プログラミング教育の推進という観点で注目を集める一方、購入前体験を求める声が大きいといい、メーカーも子どもの反応や保護者のインサイト(動機・本音)を知りたいというニーズがあることから、今回、取り扱うことにした。

<「THE-ST」のメタバースとアバター(イメージ)>

店内では、設置した端末からメタバース(仮想空間)にアクセスもできる。利用者は、アバターで空間を自由に動き回りながら商品情報を視聴し、楽しみながら商品理解を深められるという。

2社では今回のストア開催を通じて、ドコモが「THE-ST」のサービス性を検証する。

<「THE-ST」のサービスイメージ>

「THE-ST」は、クラウドカメラを利用して店内環境をDX化し、オンライン上の購買行動と組み合わせた分析のほか、店舗をバーチャルに再現したメタバースでアバターを自由に動かしながら商品を探したり、解説映像を見たりするなどの商品理解を深められる機能を搭載する。

一方、三井不動産では「NEW POINT」のメニューの拡充性を確かめる。

<「NEW POINT」の取り組みイメージ>

「NEW POINT」は、感性を共にするブランドが集うSNSやリアルの場に、店舗づくりのノウハウや什器、販売スタッフをシェアできる仕組みを掛け合わせて、ブランドのファン作りをデジタルとリアルで総合的にサポートする取り組みになる。

■NEW POINT×THE-ST
会場:三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY 北館1F 東の広場
営業時間:3月18日~3月25日:12時30分~19時、3月26日~4月5日:10時30分~19時
出店企業:タカラトミー、セガトイズ、コクヨ、ほぼ日、バンダイ、ソースネクスト、ジオジャパン

■「NEW POINT×THE-ST」特設サイト
https://the-st.com/newpoint/

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