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大丸松坂屋百貨店/ファッションサブスクに1着月額5500円新プラン導入

2022年09月29日 14:10 / IT・システム

大丸松坂屋百貨店が運営するファッションサブスクリプションサービス「AnotherADdress(アナザーアドレス)」は10月1日、従来の月額1万1880円(税込)で3着レンタルできる「スタンダードプラン」に加え、月額5500円で1着レンタルできる「ライトプラン」を導入する。

<ライトプランが新登場>

今までは「スタンダードプラン」のみだったが、「月額1万円を超えると利用を躊躇してしまう」、「月に3着は多い」、「もう少しスポット的に利用したい」など、顧客から多くの要望を受け、新たに「ライトプラン」を用意した。

さらに同サービスでは、事業計画を大きく上回るユーザーが利用したことで、入会制限を設けていたが、取り扱いアイテム数が2万点を超えたことを受け、同日より入会制限を解除する。今後は、一人でも多くのユーザーがアナザーアドレスを利用できるよう、取扱ブランドやアイテム、サービス、機能の充実に努めていく。

加えて、サステナブルなビジネスモデルを事業コンセプトとする「AnotherADdress」では、来春リリースに向けて新たな取り組みを始動。環境と事業の対話に真剣に取り組む、三菱ケミカル、BOTANIC、マイトデザインワークスと協働で、残花を活用して、新しい洋服へと生まれ変わらせる取り組みがスタートする。

具体的にはBOTANIC社が運営する花弁事業の中で発生する残枝、残花を染料とし、天然樹木を主原料に世界で唯一三菱ケミカルが生産するトリアセテートを使用して、すべて手作業で草木染めを行うマイトデザインワークスで染色した生地を製造する。今後は取扱ブランドやデザイナーの協力のもと、染色した生地で仕立てた洋服の展開を目指していく。

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