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ロイヤルHD、オリィ研究所/「分身ロボット」活躍の次世代型飲食店で協業

2022年11月11日 11:50 / IT・システム

ロイヤルホールディングス(以下、ロイヤルHD)は11月11日、分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」の開発・提供を手掛けるオリィ研究所と業務提携したと発表した。

「すべてのひとが社会とつながり続けられる未来」の真の社会実装を目指し、9月1日付で難病や重度障がいなどで外出困難な人が働くことができる次世代型カフェ・レストラン等の開発ならびに運営を行う業務提携契約を締結したもの。また、ロイヤルHDは、オリィ研究所が11月12日から行う「分身ロボットカフェ DAWN ver.β in Fukuoka」に協賛し、運営に協力する。

<分身ロボットカフェのイメージ>
分身ロボットカフェのイメージ

オリィ研究所は、「人類の孤独をリレーションテックで解決する」をミッションに掲げ、難病や重度障がいなどで外出困難な人が分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を操作して接客を行う「分身ロボットカフェ DAWN ver. β」の展開など、ICT(分身ロボット)を活用した遠隔就労を推進している。

ロイヤルHDは、「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」がリニューアルした6月、傘下で食品事業を担うロイヤルが展開する家庭用フローズンミール「ロイヤルデリ」を活用した商品提案を行い、一部商品の採用が決定した。さらに、11月12日から福岡にて期間限定で開催する「分身ロボットカフェ DAWN ver.β in Fukuoka」では、コントラクト事業を担うロイヤルコントラクトサービスが受託運営する西日本シティ銀行ココロ館・ココロガーデン内「ココロ館カフェ」の店舗運営、「ロイヤルデリ」を活用したメニューの提供をする。

今後、ロイヤルHDではレストランクオリティの「ロイヤルデリ」など冷凍食品技術を活用し簡易な厨房で調理・サービスを提供するノウハウをいかして、オリィ研究所が全国各地で「分身ロボットカフェ」を運営するスキームの開発、運営サポートをする。分身ロボットが活躍する次世代型カフェ・レストランの展開を通じて、様々な業種で分身ロボットの導入が進み、難病や重度障がいなどで外出困難な人の遠隔就労の可能性への理解を深め、「すべてのひとが社会と繋がり続けられる未来」の実現を目指す。

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