アルコール飲料/5月1位はサントリー「金麦 ザ・ラガー」

2021年06月07日 10:40 / POS分析

マーチャンダイジング・オンが発表した新商品売上ランキングによると、5月のアルコール飲料では、サントリー「金麦 ザ・ラガー」が350ml×6が1位だった。

<アルコール飲料の新商品ランキング>
アルコール飲料の新商品ランキング

1位のサントリー「金麦 ザ・ラガー」(2月2日発売)は、「金麦」ブランドこだわりの素材である「贅沢麦芽」を使用し、本格二段仕込製法を採用することで、麦芽本来のうまみを丁寧に引き出し、食べごたえのある食事と合わせても、満足できる飲みごたえを目指したという。

2位は、2月9日リニューアル発売したサッポロ「麦とホップ」(オープン価格)。新採用の「うまみ麦汁製法」で、より麦のうまみが凝縮された麦汁を使用することで麦のうまみ溢れるビールに近いのみごたえを実現した。

3位は、アサヒ「スーパードライ 生ジョッキ」340ml。開栓するときめ細かい泡が自然に発生し、飲食店のジョッキで飲む樽生ビールのような味わいが楽しめる商品。缶のふたが全開することで、麦芽の香りが感じやすくなるとともに口に流れる液量が多くなり、生ジョッキのような感覚で飲用することができるという。

予想を上回る好評で、一時休売していた。6月15日に販売を再開し、その後も缶容器を一定量用意したうえで、定期的に数量限定での発売を予定している。

5週間以内に販売した商品は、16位サッポロ「麦とホップ 夏の香り」350ml×6のみランクインした。

サッポロ「麦とホップ 夏の香り」(オープン価格)は5月11日数量限定発売。今年2月の「サッポロ 麦とホップ」のリニューアルで用いた「うまみ麦汁製法」を採用することで実現したしっかりとした麦のうまみと、ドイツ産アロマホップをふんだんに使用した爽やかな香りが特長で、エール(上面発酵)酵母を使用することによりバランスよく仕上げたという。

RDSとは、食品・日用品を中心に取り扱い、POSシステムを導入している全国の小売業(総合スーパー、食品スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア等)からPOSデータを収集、整備、データベース化したもの。

新商品の定義は、過去半年(26週)以内に発売された商品。これまでに実績のないJANコードで過去半年以内に初めて売上実績が上がった商品を新商品とした。

ただし、パッケージ変更やリニューアルなどでJANコードが変更されることがあるため、見覚えのある新発売ではない定番商品も新商品ランキングに含まれる。

売上は、最新の4週間の全国での100店舗当たり販売金額を基準とした。最新の5週間以内に発売された商品には☆印を付け、最もホットで売れている商品を紹介している。

■RDSについて
小売業:https://www.mdingon.com/services/new_rds/

メーカー・卸業:https://www.mdingon.com/products/market_pos/

注:マーチャンダイジング・オン社提供のRDS-POSデータ分析については、記事、写真、図表などを複写、転載などの方法で利用することはできません。

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