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消費税増税/全国1万人調査、7割近くに駆け込み需要・4割はまとめ買い

販促/2019年02月26日

電通は2月21日、今年10月に予定されている10%への消費増税に向けて、実施した「全国1万人意識調査」の結果を発表した。

認知状況では、8割以上の人が10%への消費増税を認知している。前回の認知度は62.3%で、今回は80.7%となり、前回の消費増税時よりも 18.4ポイント増加した。

消費増税までの間に、「事前に購入する/買い置きする」などの対策を、何かしら検討していると答えた人は、7割近くとなり、駆け込み需要があること分かった。

駆け込み需要は、前回の増税時は60.2%、今回は67.1%となり、約7ポイント増加した。特にシャンプー、洗剤などの日用品の購入意向が前回16.7%から、今回27.5%と上昇した。

<「事前に購入する/買い置きする」などの対策は>
「事前に購入する/買い置きする」などの対策は
出典:電通プレスリリース

一方で、住宅や車、家電耐久財などの高額商品に関する駆け込み需要は、前回の消費増税時よりも 3.7ポイント低下した。

駆け込み購入予定量では、「シャンプーや洗剤などの日用品」「ティッシュ、トイレットペーパー」「缶ビール」「缶チューハイ」「タバコ」といった軽減税率対象外品目において、数カ月分程度をまとめ買いをするという声が駆け込み購入予定者の内、4割前後存在していた。

<軽減税率対象外品目のまとめ買い意向>
軽減税率対象外品目のまとめ買い意向
出典:電通プレスリリース

消費増税をきっかけに購入・利用の見直しをしたいと思うものについては、「やめることを検討している」「やめることはしないが、節約する」と回答した人が、「有料のメルマガ」では70.8%、「ソーシャルゲームなどの課金」では65.9%、「遊園地やレジャー施設の年間パスポート」では64.6%と、高い割合を示した。

<増税をきっかけに購入・利用を見直すもの>
増税をきっかけに購入・利用を見直すもの
出典:電通プレスリリース

お店の利用頻度について、「これから利用が増えそうなお店」としてスーパーマーケット(38.3%)、100円ショップ(29.7%)、ネットショッピング(28.5%)、ドラッグストア(27.2%)が高い数値となった。

<増税で利用頻度が増えそうなお店>
増税で利用頻度が増えそうなお店
出典:電通プレスリリース

キャッシュレス決済の利用機会について、今後利用の機会が増えると回答した人は、全体では 69.9%。特に、男性 60~69 歳で 74.5%、女性 60~69 歳で 75.7%と、いずれも全世代で最も高い割合となっており、シニア層(男女 60~69 歳)でキャッシュレス決済の利用機会が増えると予測されている。

<キャッシュレス決済の利用機会>
キャッシュレス決済の利用機会
出典:電通プレスリリース

今回の消費増税の経済対策として、中小の小売、宿泊・飲食サービス業でキャッシュレス決済をすると最大 5%のポイント還元がされるが、今後ポイント還元が受けられるお店でキャッシュレス決済をする機会が増えると思うか、という質問に対し、可能な限りキャッシュレスに、との回答が48.9%。機会が増えるとの回答を合わせると 67.3%と高い割合を示している。

男性 60~69歳で 74.3%、女性 60~69歳で 70.9%と、いずれも7割以上、全世代で最も高い割合となっており、シニア層(男女60~69歳)の中小小売でのキャッシュレス決済の利用意向が高まると予測されている。

<ポイント還元でキャッシュレス決済の利用機会について>
ポイント還元でキャッシュレス決済の利用機会について
出典:電通プレスリリース

調査は、10月に予定されている10%への消費増税に向けて、消費増税に対する「認知・理解」や「現状の対策意識」を把握するため、全国の20~69歳の男女計10,000人を対象に実施した。

電通の消費増税に関する意識調査としては2013年6月以来となり、今回の分析では過去の調査結果との比較や軽減税率対象外品目への消費意向などを踏まえ、結果を分析した。

■問い合わせ
電通
消費増税対策ユニット
shouhizouzei@dentsu.co.jp

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