セブン、ライフ、関西スーパー/「牛乳」応援販売、スイーツ開発も
2020年05月29日 16:20 / 販促
新型コロナウイルス感染拡大により、学校の休校や商業施設の休業などにより消費・需要が大きく減少し、多くの生乳が行き場をなくす中、コンビニエンスストア、スーパーで牛乳消費を応援するフェア、商品企画などが実施されている。
■セブンは牛乳使用のスイーツで応援
セブン‐イレブン・ジャパンは6月2日、牛乳を使用した、気温上昇時にもさっぱりと食べられるスイーツ「とろけるミルクプリン」(税別198円)、「みかんの牛乳寒天」(178~190円)を発売する。
牛乳を使用した商品を新たに発売し、生産者を応援。同社は年間通じて牛乳を使用した商品を多数取り扱っており、スイーツ製造工場における2019年度の使用量は全国で約1万3000トンに及ぶ。今回発売する商品では、約580トンの牛乳の使用を
見込む。
「とろけるミルクプリン」は、牛乳、練乳、生クリームを使用した、とろける食感のミルクプリン。カラメルソース、ミルクプリン、ミルクムースを重ねた三層仕立てとなっている。
また、「みかんの牛乳寒天」は深みのある甘さの牛乳寒天と甘酸っぱいみかんを合わせながら、つるっとした食感に仕上げた。
通常の食べきりサイズに加え、家族で過ごす時間が増えていることも考慮し、量目を増やしたサイズ「倍盛り」の商品も発売し、家族で楽しめる企画もしている。
■ライフはPBをお買い得価格で、関西スーパー給食用を販売
ライフコーポレーションは、農林水産省が4月21日より開始した日本の牛乳を救う「プラスワンプロジェクト」に賛同し、プライベートブランドの「スマイルライフ 北海道牛乳 1000ml」を首都圏店舗で6月の1カ月間お買い得価格で販売する。
緊急事態宣言が解除され、6月より学校や商業施設が徐々に再開するが、乳製品が製造されるスピードには限界があるため、原料である生乳の一部は行き場を失う恐れがある。
牛乳やヨーグルトなどの乳製品をモ~1杯(1本)多く消費することを呼びかける「プラスワンプロジェクト」に賛同し、「スマイルライフ 北海道牛乳 1000ml」を6月は毎日お買い得な特別価格で販売することで、顧客の家計の負担を少しでも軽くすると同時に、生乳生産者を応援したい考えだ。
ライフ首都圏全121店舗(セントラルスクエア業態含む)で取り扱う。
関西スーパーマーケットは5月28日~31日、学校給食用の牛乳(200ml、税別98円、計4000本)を64店全店で販売する。
「プラスワンプロジェクト」に賛同し、今後も安定的に酪農家が学校に牛乳を届けられるよう支援するもの。
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