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近鉄/近鉄奈良線全24駅、近鉄百貨店などで傘シェアリングサービス

2020年07月21日 11:55 / 販促

近畿日本鉄道、近鉄百貨店、奈良交通は7月28日、近鉄奈良線(大阪難波駅~近鉄奈良駅間)の全24駅と同沿線にある近鉄百貨店 奈良店、奈良交通が運営する飲食店2店舗に傘のシェアリングサービス「アイカサ」を順次、導入する。

<アイカサ>
アイカサ

「アイカサ」とは、Nature Innovation Groupが提供する傘のシェアリングサービスで、1日70円で傘をレンタルし、アイカサのレンタルスポットであれば、どこででも返却ができるサービス。

今回導入する傘は関西初となるUV加工を施した晴雨兼用で、通勤や通学、買い物、観光で近鉄奈良線や近鉄百貨店、奈良交通の店舗を利用するお客が、急な雨や炎天下でも、傘を持ち歩いたり、購入する必要がなく、快適に移動できる。

奈良県内において「アイカサ」を設置するのは初めてで、8月末までは今回設置するレンタルスポット42台の利用料金が0円となるキャンペーンを実施する。

近鉄では、年間2万8000本ものビニール傘の忘れ物があり、大多数が引き取りもなく、廃棄物として処分せざるを得ないことを課題と考えていた。環境に優しい取り組みとして、「アイカサ」の導入により、ビニール傘の使い捨てが削減でき、駅や電車内、店舗における傘の忘れ物の削減につなげたいと考えている。

今後、お客の利用状況を踏まえて、設置路線や設置場所の拡大を検討していく。

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