JR西日本、JR東海、近鉄/京都駅で「QRコード読取式AI案内システム」実証実験

2024年08月05日 13:23 / IT・システム

JR西日本とJR東海、近畿日本鉄道(近鉄)は8月6日~12月6日、3社が乗り入れている京都駅において、「ユーザデバイス操作型(QR読取式)AI案内システム」の共同実証実験を開始する。

<ユーザデバイス操作型AI案内システム>

実証実験では、設置システムの画面や掲出するポスターに表示されるQRコードをお客のスマートフォン等で読み込み、画面上で様々な言語による質問を入力すると、AI案内システムによる案内を受けることができる。お客のスマートフォン等で利用できるため、システム設置場所付近が混雑することなく、多くのお客が利用できる。

質問への対応言語は、日本語、英語、中国語、韓国語などだが、質問への回答は日本語・英語のみとなる。案内項目は、乗換案内、駅構内や駅周辺の案内などで、文章で案内できない内容やより詳細な情報については、URLへの遷移で、案内する。

<利用方法>

京都駅における乗降客数は増加傾向となっており、システムにより関西・西日本の玄関口として、より安全・安心・快適な駅環境をお客に提供することを目指す。期間中に得られた実証結果については、今後のお客案内におけるAIの機能向上に活用し、さらなる案内業務の向上に努める。

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